■『終焉と黎明』について その2
「…それじゃあようやく本編について話していくわけだけど、そろそろマリアは元の姿に戻ってもらおうかな!あとルシファーははやく私の視界から消えてくれると助かるのだけれど」
「はぁ?」
「と、唐突ね…」
「●ッコちゃんネタはもう使っちゃったし、今度はこの呪文でいこうかなぁ〜。
パ●リルパラリルドリリンパ ティアランティアナン●リリンパ ミ●キータッチで耳飾りになぁれ☆」
「ま、マリアさんが耳飾りになった!!!」
「はいはい続いてルシファー君いくよ!
●ピルマピピルマプリリンパ ●パレホパパレホドリミンパ アダルトタッチでガイアちゃんになぁれ☆」
「…あら、さっきまでお茶を楽しんでいたのに急に変なところに」
「ご、強引な退場のさせ方だったなぁ…。ガイアちゃんを呼ぶんだったらマリアさんもここに居たままでもよかったんじゃないの?」
「か、母様がここにいたの!?」
「うんいたよ。でも私の中では絶対にマリアとガイアちゃんを会わせないって決め込んでるからマリアには退場してもらったよ!まぁ耳飾りとしてここにいるけど!」
「塵も残さず消えろ!!!!!!!!」
「ちょっと!!!家族喧嘩はここでやらないでくれます!?!?喧嘩のレベルが桁違いすぎてこの世界が不安定になるんですけど!!!!」
「旧世界ですらゼウス君とガイアちゃんの喧嘩に耐えきれなかったんだから、こんな小さな世界だとすぐに破裂しちゃうねぇ」
「笑いながら応戦しないでくれます!?創造主!?」
「そうだぞ、あまり暴れるな」
「!!」
「あ、動きが止まった」
「な、なんでここに××××が…」
「あれ?規制音?」
「あぁ、これはネタバレ防止の規制音だよ。ネタバレしてる単語には掛かるように設定してあるんだ」
「子作りネタには規制音が働かなかったのはこういうことか…」
「ん?一応そういうのも規制する設定はされてるよ?ほら××××とか×××って言ってもちゃんと規制されてるだろ?」
「…なんて言葉をこんな場所で放っているのよ、気持ち悪い」
「か、勘弁してくれ…」
「じゃあネタバレ防止ってことで、ここでは君を何て呼べばいいかな」
「名無しでいいぞ」
「…名無し、お久しぶりね」
「あぁ、久しぶりだなガイア」
「さーて感動の再会は置いておいて、さっそく本編について話していこうか!」
「…そう、そうね。それじゃあ私から話させてもらうわ。一応、私が主人公のお話ですから。
この物語は旧世界が滅ぶまでの物語で、今までの物語の伏線を一気に回収していく集大成の物語でもあるわ。」
「その予定だけどね!」
「い、一気に不安になるな…」
「まぁ、実のことを言っちゃうとまだちゃんと話が完成してないんだよね!
大体の話の流れとか舞台設計はできてるんだけど、細かいところがまだねぇ…」
「…話の大体の流れだけれど、この物語は私が母様を探す旅から始まるわ」
「母親探しから始まるんだ…」
「最初は神について特になにも思わなかったもの。周りの人間達がやたらと『偽神に天罰を』だなんて言ってきたけど、私には関係ないと思っていたし…」
「ガイアちゃんにとっては、君たちなんて取るに足りない存在だし、それよりもマリアのことについていっぱいだったからねぇ…。自分の母親について知りたいと思うのは当たり前のことだよ!」
「…それで、レジスタンスをこっそり抜け出して母親探しの旅をしていたのだけれど、その途中でこいつに出会って母様のことについて教えてもらったの」
「ここで私にそそのかされたガイアちゃんはなんだかんだあって神々に強い憎しみを抱くようになったんだよね!」
「全員塵も残らずに消し去ってやろうと思ったわ」
「…そうして、神と人間との戦争、『聖戦』が始まったんだな」
「そんなことで聖戦が始まったのかと思うと、何がきっかけになるか分からないなぁ」
「基本そんなものだよ、だからこそ楽しいじゃないか」
「…この辺りのことをいうとネタバレにはなるのでしょうから黙りますけど、本当、貴方はどうしようもない屑でしたね」
「誉めても何もでないよ?」
「いや、今のなにも誉めてないだろ…」
「…まぁ、大体の物語の流れを言うと私が母様探しの旅をするところから始まり、やがて神と人間の戦争『聖戦』が始まり、旧世界が滅ぶに至るまでの物語よ」
「…聖戦は俺とガイアの一騎打ちで終結したねぇ」
「双方容赦のない攻撃してたねぇ」
「聖戦の結果を決める一騎打ちだったからな。互いに互いが本気でないと駄目じゃないか」
「そうよ、今まであったことの結果を示す戦いだったもの。手を抜く方が失礼よ」
「…そうして新世界の物語へと繋がっていくんだな」
■旧世界の最後について
「さて、旧世界編ももうそろそろ終わりが近付いてきたね!」
「聖戦が終った後の話をするのか?」
「そうそう、ガイアちゃんが新世界を作るまでの話とか、皆が去った後の旧世界がどうなったのかとか」
「前者は新世界の始まりの物語『始世界』で語られるけど、新世界編はここよりもさらに物語が増えてややこしいことこの上ないからここでも話をさせてもらうわね」
「じゃあ旧世界の最後には欠かせないこの方!アッフェルム君〜!」
「お久しぶりです、××××さん、ガイアさん」
「…アッフェルム、そういえば貴方だけは旧世界に残っていましたね」
「懐かしいなぁ、このメンバー」
「はいはい、再会の挨拶はまた舞台裏でやってもらうことにして、聖戦でガイアちゃんとゼウス君の一騎打ちで生まれた衝撃に耐えきれなくて崩壊を始めた旧世界について話していこうか!」
「正確に言えば今までゆっくりと滅びに向かっていた旧世界が俺とガイアの一騎打ちでついに限界を迎えたということだからな!?その言い方だと俺とガイアが旧世界滅ぼしたみたいじゃないか!!!」
「事実そうじゃない?」
「…まぁ、旧世界が滅びることは定められたことですので、気にしても負けだと思いますよ」
「あー、うん、そうだね。
…それで、今から話すことは旧世界が滅びてからガイアが新世界を作るまでの話か?」
「そうよ。…といっても、旧世界の代わりとなる新しい世界を作る方法をそこの悪魔から仕方なく教えてもらってその通りに作り出して引っ越したとしか言えないけれど」
「まぁ、詳しいことはまた新世界編で語るつもりなんだろう?新世界編の最初だったら創造主はいないわけだし」
「追い出すなんて酷いよねぇ、お父様は悲しいぞ」
「思ってもないことを言うところ、本当に嫌い」
「新世界が作られるまでの大体の話はこれで済んだ感じなのか?」
「この辺り、ヘタに語れないところがありますので。
…それじゃあ、私たちがいなくなった後の旧世界の話についてしましょうか」
「…僕は、皆さんがいなくなる少し前に、創造主さんに旧世界の『管理者』としての力を貰い、以前ほどの規模はないですけれど少しだけ小さくなった旧世界の管理をするようになりました。
そこは時間の流れも何もかもが止まった世界。…正確にいえば、一定の期間を永遠にループしていく感じでしょうか?」
「世紀末的な世界観ってところじゃない?」
「ところでその旧世界の『管理者』ってどういう存在なのかしら」
「意味はそのままの通りで旧世界を管理する者のことだよ。まぁ、今の旧世界はアッフェルム君が管理してくれてるからその姿を保っていられるけど、彼がいなくなった途端ループが終わり、全て消滅する運命にあるんだよ」
「僕が創造主さんから貰った力は、旧世界が消滅する前の時間軸を永遠に繰り返して世界の姿を維持させる力ということです」
「…難しいな」
「まぁ、旧世界を管理して維持させているっていう認識で間違ってないよ!」
「…これで旧世界の話は終わりか?」
「そうだね、ここよりも時系列のページを見てもらった方が時間の流れとか分かりやすいだろうし、そのページを見てもらうことを推奨させてもらうよ!一回メニューページに戻ってもらってその上のまた別のメニューに『時系列』ってあるから、そこをクリックしてもらって見てもらえればいいかな!そこだと普通にネタバレしてるところがあるけど本編が存在してないからネタバレもクソもないよね!」
「も、もう俺は何も突っ込まない!!!」
「それぞれの物語のことやあらすじはストーリーに書いてあるから、そこも見てもらえればいいのかしら…」
「さーてちゃっかり番宣もしたことだし、これで旧世界編を終ろうかな!またなにか質問があれば受け付けるからね!特別コーナーを設置しちゃおうかな!」
「まぁ、本編はいつか公開する予定だから、どうぞよろしく頼む…」
「それじゃあ、また機会があれば会いましょう」
「それじゃあ最後の締めはこの言葉にしようかな!さぁ~て次回も、サービスサービスゥ☆」
「いい加減版権ネタぶち込んでくるのやめません!?!?」
■登場キャラ紹介
創造主 Creator
全ての始まりである存在で諸悪の根源。
なんでもありなフリーダムな存在。なんてったって創造主。
アルバートとマリア以外の人間はどんな人物であろうと等しくどうでもいい存在らしい。
突然版権ネタをぶち込んだりメタ発言したりする問題児。
アルバートAlbert
楽しければなんでもいいや!という精神で色々やらかした歴代最悪の革命家。
自分が楽しむためならどんな手段でも行い、それが自分や周りの命を脅かすものでも関係無し。
創造主のことは自分を楽しませてくれる存在というぐらいにしか見ていないためある意味創造主を一番軽視している人なのでは?
のちの世界に多大なる影響を与えた一般人。この人一般人です。
アッフェルム=ヴェロネ Appferrum=veronet
旧世界の管理者であり某農業ゲームのようなことをして毎日を過ごしている暇人。
究極のぼっちで自分以外に話す人がいないためなのか自分の名前はほぼ忘れる。
人と話すのが苦手という設定があったがその設定は存在しなかったように今回は沢山喋りました。
禁断の果実って? あぁ!
渡良瀬 優一郎 Watarase yuichiro
今回初めて登場した『学園委員会』の主人公。
今まで永らく顔が公開されない状態で設定だけがサイトに公開されていたが今回満を持して登場。よかったね。
ノリがよく好青年であり主人公らしくラッキースケベのスキルを所持しているらしいが…。
今回は雑な扱いをされてしょんぼりしているが出番が貰えたという事実でその悲しさは吹き飛んでいる。
ウラノス Uranos
『さみしんぼ』の主人公であり物語の最後で死ぬ人。
本編ではクロノスが原因で可哀想な目に合っていることが殆どで彼に対して嫌悪感しか抱いていない。
舞台裏ではクロノスから逃げ回っている姿が多く見られたそう。
クロノスへの恨みは見事新世界で晴らされることとなる。
クロノス Cronos
三度の飯より自分が大好き。ウラノス師匠を尊敬しているがそれより自分を尊敬している。
口を開けば「さすが僕!」「僕って天才ですね!」と自分を誉めちぎる。
人形達からは怨まれているが痛くもかゆくもない。果てしなくどうでもいい。
舞台裏ではウラノスを追いかけ回している姿を多数目撃された。
ゼウス Zeus
『糸を斬ったマリオネット』の主人公であり人形達を束ねる『オリンポス』のリーダー。
今回、オリンポスについて何も聞かれなかったため自分以外の人形の出番が無かったことを少し残念がっていたそう。
クロノスを嫌っておりそのクロノスに似ているソロモンが苦手。
雷を操る力を持っておりその電撃の威力は尋常ではない。
マリア Maria
創造主の主な被害者。色々と酷いことされた。
今回やたらと創造主が絡んできたのでストレスがマッハ状態らしい。
ここでもガイアに会えなかったことを残念に思っているが他の人がガイアのことを知っていて我が子の有名さを知った。お友達が沢山ね…。
ルシファーのことを他人とは思えず、彼に母性が働いた。
ラファエル Raphael
四天使の一人で天界随一の医者。
回復役だがある程度戦えるので前線に放り投げられることも多々ある苦労人。
今回ゼウスに誉められて内心喜んでいたそうな。
四天使を連れてくる際ミカエルを連れてくるのに一番手間取ったらしい。
ガブリエル Gabriel
はい、皆のガブリエルさんですよ?
女装している男だが女装癖はなく、ただ職場に華という潤いを齎そうとして女装している。
四天使で一番の変人。百合美味しい。
課金アイテムガチャでのレア(☆3)と同等の出現率らしい。
ウリエル Uriel
とりあえず燃やせば万事解決ですね!という大変危険な思考を持った放火魔四天使。
自作の辞書をいつも持ち歩いており自分の解釈で言葉の意味を書いているためたまに間違えた使い方をしては問題を引き起こしている。
二重人格なのではと疑うレベルに極端な性格をしている。
体全体が光っているかのような眩しさの持ち主で清らかな心がないと浄化される(嘘)。
ミカエル Michael
四天使のリーダーで全ての天使を束ねる天使長らしいがその威厳は皆無。
いつも気だるげで常に寝ていたいほどの怠惰っぷり。
天使長としての仕事はほぼせず通常業務もさぼろうとするため仕事がたまっていく一方。
何があっても休む精神にゼウスが「どうしてこうなった」と声を漏らした。
ルシファー Lucifer
創造主の主な被害者その2。いつも可哀想な目にしかあってない。
今回マリア様に頭を撫でられてご満悦の様子。
超絶上から目線で他人を見下しているがただ素直になれないだけのシャイボーイ。
旧世界はお友達ができなかったけど新世界ではお友達ができたよ!やったねルシファー君!
ソロモン Solomon
クロノスのクローンであり彼自身も人形であるが人間と何も変わらないのでいかにクロノスがすごいのかを体現したような存在。『僕』ってすごいですね!
クロノスを『僕』といい、自分のことを僕と言うためややこしい。
自分のことが大好きで負けず嫌いなのはクロノスと全く同じ。さすがクローン。
神と渡りあえる程の強さを持つ悪魔の作成者であるためその実力は旧世界随一。さすが僕!
バエル Bael
ソロモン親衛隊の第一号、序列1位のスーパーハイスペック悪魔。
文学武術なんでもできる万能型であるため色々と雑用を押し付けられてるがソロモン様のためならばと何でも引き受けている。ソロモン様LOVE。
他の悪魔達を序列で呼ぶ等、他の悪魔を見下しているところがある。
なんてったって序列一位、ソロモン様LOVE度も序列一位。
ハルファス Halfas
ソロモン親衛隊の第38号、序列38位の戦闘キチガイ。
ぶっちゃけソロモンよりも戦闘の方が好き。なんてったって戦闘狂。お前ら、戦争しようぜ!
主食が天使であるため天使とは特に対立が激しい。手羽先って美味いよな。
なんでも戦闘に結びつける頭を持っているためすぐに戦闘しようとする馬鹿。
フルカス Fullcast
ソロモン親衛隊の第50号、序列50位のドS少女。
他人の秘密が書いてある書をいつも携帯しており、それを見て他人の黒歴史を晒しては泣き叫ぶ様子を見て愉悦ってる。すごく楽しい!
本がトランスフォームして鎌になったものを武器として扱っているがあまり鎌状態にはしていない。
文学に富んでいる博識ちゃんだが、その知識を生かそうとしても大抵バエルが邪魔をする。バエル殺す。
アンドロマリウス Andromarius
ソロモン親衛隊の第72号、序列72位であり正義を謳う皆の末っ子。
色がソロモンに似てるのは「ソロモン=正義」と思っているからという理由がある。
見た目は成人しているが中身はまだまだ幼稚園児なので舌足らずなところがある。逆コ●ン。
素直で純粋であるためそのままでいて欲しいそう(ソロモン談)。
ガイア Gaia
創造主とマリアの間に生まれた旧世界一番のチートちゃん。のちに新世界ではロリッ子創造主になる。
どんな世界であろうとも自分の母親に会えないという運命をぶっ壊すつもりだが果たして…?
誰に対しても冷たい態度を取るが名無しは別らしい。
創造主のことを一度も父親と認めておらず「屑」や「貴様」呼ばわりしている。
名無し Anonymous
色々あって名前を捨てて「名無し」になった青年。
本名はネタバレになるので規制音で隠された。××××だよ!
久々の出番にそわそわしてたみたいだけどあんまり緊張せずにできたことを舞台裏で喜んでいたそうな。
ガイアちゃんの次かその次ぐらいにチートだったりする。